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明日アメリカへ帰ります

今年の日本里帰りも明日で終わりです。
明日は、午前中から成田へ移動が始まり、夕方の飛行機に乗るので、今日が正味最後の日っと言ってもいいでしょう。

今年の里帰りですが…
実は、いろいろありまして、私の祖母が、今年の4月に体調を崩して以来、入院生活をしていて、生きているうちに会えるとは思っていませんでした。
祖母は、現在94歳。
ここ数年、認知症が進み、ボケた事を言ったりしていましたが、基本元気。
そんな祖母が、病気が原因で体に麻痺がおこり、話す事も飲食も出来なくなり、5月の末からは、水分と少しの栄養補給である点滴のみで生きています。
病院の先生からは、”いつどうなるかわからないので、覚悟をするように”と言われ、それ以来、私なりの覚悟をしながら、日本へ行くまでドキドキ。
子供達にも祖母の状態を知らせ、生きているうちに会えるかわからなかったんですが、祖母は、頑張ってくれました。
おかげで、生きている祖母に会えて、本当によかったです。

子供達、特にKにとって貴重な経験をしました。
病気になって以来、ほとんど声が出なくなっていた祖母ですが、なんと初孫であるKの名前を言いました。
これこそ、奇跡とでもいうのでしょうね。
そして、Kが話掛けると反応を示す事が多く、これまたビックリでした。
残念ながら、私の声にはほとんど反応もせず、私が会いに行っているのを理解しているのかも!?でしたが、でも、本当はわかっているのかもしれませんね。

今回の日本滞在は、祖母の事もあり、基本、家と病院の往復、そして、私は少しでも母の手伝い(母は、家と病院の往復を毎日しています)をしようと思い、家の中の事を私なりに頑張りました。

そして、ちょこっと時間を見つけては、友達に会ったりしましたが、友達のほとんどが仕事をしてたり忙しいので、なかなか思うようには会えなかったのが現状。
でも、少しでも顔が見れたり、お互いの近況報告も出来たし、文句は言えません。

子供達は、自由に遊べる日本での日々が楽しかったようで、外で自転車に乗って、実家の近辺を探索したり、甥っ子達と遊んだり、近所の子供達と遊んだりと、アメリカでは出来ない事を体験していました。

そして、滞在後半はBも合流したので、これまた忙しい毎日でした。
Bは、ロードバイク(自転車)を持ち込み、祖母の病院に顔を見に行く以外は、時間を見つけて、自転車に乗り、それはそれは楽しかったようです。
日本の湿気が多く暑い中、よく出掛けていたんですが、本人にとっては満足だったようですよ。

あっという間に1ヵ月が終わりですが、私の中では、祖母を見送るつもりでいたんですが、祖母は、まだ頑張ってくれています。
たぶん、お葬式には日本へ戻る事は出来ないと思いますが、顔を見れたので私なりの悔いはありません。

それから、父が畑で作ってくれたトマトやなすを今年も大量に食べたし、実家の赤飯を伝授してもらったし、パンは毎日のように焼いたし、子供達は父や母との時間もいっぱいあり、子供達がいる事で老人2人だけの実家が、賑やかになり笑いの絶えない日々だったし...と、今年の夏も忘れられない思い出がいっぱい、いっぱい出来ました。

もちろんやりたかった事、食べたかった物などあるけど、欲を言ってられません。

みんな、ありがとう!!
また会える日を楽しみにまた頑張ります。
by kumaclan | 2014-08-04 23:54 | 日本里帰り2014年